2003年のジュネーブショーで発表されたランボルギーニのスーパーカーである。 カウンタックから継承している直線的な大胆な造形はランボルギーニらしさを醸し出しているが 造形的にはやや退屈な感じがしないでもない。少し厳しい見方かもしれないが美しさがあまり感じられない。 コンパクトにまとまったボディーはキビキビと走りそうでスポーツカーらしさを感じるし、 正面の変形五角形のエアインテイクのデザインも斬新だしカコイイと思う。 しかし全体のまとまりがもう一つインパクトが少ないというか美しさを感じるビューがないのが少々残念。 どうしてもオリジナルのカウンタックの登場感と比較してしまうからか。 リアのテールランプの処理も平凡で面白みが無い。まだエンツォフェラーリやF430のリアの方がアグレッシブで カッコイイと思うのは私だけか。 ランボルギーニにはどうしても大きな期待をしてしまう。あのカウンタックを初めて見たときのインパクトを 再び感じさせて欲しい、我々想像もつかないような斬新で未来的なスーパーカーを是非また見せて欲しいと思う。
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