フェラーリF40は数あるフェラーリのなかでもちょっと変わったモデルといえるでしょう。 エンツォフェラーリが、生涯最後に「そのままレースに出られる市販車を作ろう」といった コンセプトそのままに、ルックスは正にレーシングカー、公道を走れるちょっとエレガントな レーシングカーといった雰囲気です。デザインは当然ながらピニンファリーナ。歴代フェラーリの中でも 根強い人気を誇るモデルです。車体は軽量化の為にカーボンや硬質プラスチックなどが使われた 半モノコック構造、高い剛性をもった正にレーシングカーの作りそのものです。 インテリアなどというものはなく、シートは勿論バケットシート(リクライニングなどはなし) ステアリング、ブレーキなどもパワーアシストな無し、始動時は暖気が不十分だとギアが入らない。 燃料漏れやオイル漏れも珍しくなく、それが原因で火事になった車両もあるそうです。 正に常識はずれのスーパーカーと言えるでしょう。 公称最高速度は320km/hのス―パーターボカ―。 その爆発的な急加速には腕に覚えのあるドライバーでさえ手こずったとか…
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